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わすれられない おくりもの
2015.06.11 (Thu)


  ご存じの方も多いと思われます。

  絵本、「わすれられない おくりもの」。

  まだ読まれていらっしゃらない方には、ネタバレとなってしまうので内容は書きません。

  この絵本を、母が旅立って直ぐにプレゼントして下さった方が居ます。

  母の親友の、Tさんです。

  他にも、統合失調症の方々で運営されている、「べてるの家」を取材した、
  「悩む力」 も送って下さいました。

  心の整理がついたら、お手紙を書こう。 そう、思っていたのに。

  元気に過ごす様になっても薬の影響で手が震え、文字を上手く書けません。

  先日、せめてもの御礼の気持ちでお菓子を送った所、
  直ぐにお手紙を戴きました。

  そして昨日。 今なら、タイミング良い気がする!と電話をかけました。
  一時間強、話に花が咲きました。

  話始めで、父の事を伝えました。

  すると、「お父様は、本当は寂しがり屋なのよ、きっと。」と言って、
  こんなお話をして下さいました。

  毎日、子供を抱きしめて、「大好きよ。」と言ってあげると凶暴な子供も愛らしい子供へと変わっていくこと。

  痴呆症のご老人で暴言を言ってしまう方も、寂しいからだと言う事。

  そして、Tさんが傾聴に行っている老人ホームのご老人のお話も。

  その方は、毎回、Tさんと初対面と思ってお話をされるそうなのですが、
  
     Tさん 「では…。また、お話伺いに来ても宜しいですか?」 

    ご老人 「ええ、どうぞ。またいらしてくださいね。」

     Tさん 「では、さようなら。」

    ご老人 「あなた、椅子からゆっくり立つのよ。
           ゆっくり歩くのよ。ゆっくりね。
            ゆっくり帰るのよ。 転んで怪我をしたら大変だから。」

  記憶が曖昧になっても、人を思い遣る気持ちに毎回、感銘されるそうです。

  


  父に連絡するのは仕方ないから。そうブログに書きました。
  でも、それだけじゃない複雑な気持ちがあります。

  嘘でもいいから父に優しくしていれば、私の心も穏やかになるのじゃないか。
  とお話を伺って、思いました。

  そして、私が認知症になる事があったら、
  思い遣りを忘れない、おばあちゃんになりたい。

  そう、思いました。

  頑なになっていた私の気持ちをほぐしてくれたTさんは、
  
  母からの わすれられない おくりもの です。








  
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